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TOEIC900点目指して


by fshohei
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不定詞の副詞的用法

不定詞の副詞的用法は必ずしも「~するために」となるわけではない。一番日本人にとってなじみにくいのがこの副詞的用法だろう。

結果を表す不定詞の副詞的用法がある。

He grew up to be a gentleman.

これはもちろん「紳士になるために成長した」のではない。左から右に訳して、「成長して(、そして)紳士となった」となる。この場合の述語動詞は比較的限られたもので、

grow up
live
awake

など、自分の意志ではどうにもならないような動作を表す場合が多い。「live」でよく使われる表現は、

She lived to be ninety five. 
(彼女は生きて95歳になった。=彼女は95歳まで生きた。)

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# by fshohei | 2005-02-23 21:05 | レッスン
lutwig_wittgenstein@yahoo.co.jp(個人レッスン生募集中)

不完全自動詞の補語となる不定詞はよく熟語として覚えるケースが多い。

She to go there. (~するらしい)
It to be true. (~だとわかる)
The problem to be solved. (~するままでいる)
The question to be difficult. (~だとわかる)

などである。またこの手の構文の場合、しばしば「to be」は省略され、不完全自動詞の後にそのまま形容詞をとる。フォーマルな書き言葉でもこの省略は使われるため、この違いは話し言葉、書き言葉の違いとは少し別のものである。

ここで、肝に銘じておかなければならないのはこれらが自動詞であるということを理解するということと、不定詞の「to」はあくまでその後ろに来る動詞と結びついているということである。

つまり、「~のようだ」、「~だとわかる」などあくまで補語が必要な自動詞であるということである。また覚える際は、「seem to」、「turn out to」と覚えるのではなく、「seem+to be~」などと切り目を動詞の後に意識して覚えることが必要である。

lutwig_wittgenstein@yahoo.co.jp
# by fshohei | 2005-02-20 05:54 | レッスン
「疑問詞+不定詞」のフレーズは重要で多用される。用法については比較的簡単で詳細は述べないが、原則は「should」の意味が出るということである。

what to do
where to go
when to do
how to do

これらは「すべき」という意味がある。ここで考えなければいけないのは、この不定詞の使われ方である。学術的にはどうだか分からないが、この不定詞の使い方の理解は比較的高度で形容詞的用法といえるだろう。

形容詞的用法ならその不定詞がかかる語は名詞である。よってこれらの疑問詞は名詞に置き換えることが原則的にできる。これは関係代名詞や関係副詞と同じ要領である。

つまり、上記の例は、

the things to do
the place to go
the time to do
the way to do

となるのである。文法を勉強しているとこの手の訳は「should」の意味で「すべき」となって少し強いニュアンスが出てしまうが、いつもそれほど強いとは限らないのである。大事なのは、この疑問詞の裏にある名詞(things, place, time, way等)を感じるということである。もし比較的強い「すべき」の意味を出したいのなら、

what book I should read

のように間接疑問文の形にした方がよい。なぜならshouldを使うと言うことは強い意味を出したいということで、そういうことなら「誰が」にあたる語が必要不可欠であり、強調という観点から整合性がとれているからである。

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# by fshohei | 2005-02-12 22:20 | レッスン

さらに「it」

lutwig_wittgenstein@yahoo.co.jp

不定詞の文で形式主語の「it」を使う場合をすでに見たが、「it」は形式的な目的語にもしばしばなる。動詞は特定の動詞、不完全他動詞をとるので、このグループの動詞を覚えてしまえば難しいことはない。

believe
feel
find
think

等がこのグループの動詞である。

I found it difficult to study English.

少し固い感じがするが、外国人である日本人が使えばごく普通の口語で使っても大丈夫だろう。つまり、このグループの動詞を使って、「人+動詞+it+形容詞+to」という文章を作ることができるというわけだ。

He made it a rule to get up at 6.
(彼はいつも6時に起きることにした。)

これは「make」の第五文型の典型的な文であり、「it」を「rule(ただし、意味は「習慣」)」にするという意味である。

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# by fshohei | 2005-02-11 07:59 | レッスン

「of」をとる感嘆文

前回、性質を表す場合は主語に「of」が使われことを見た。具体的には、

brave, careful, careless, clever, cruel, foolish, good
honest, kind, nice, silly, wise

など、人の人柄、性質を表すもの一般である。

この形は感嘆文にも応用できる。

How nice of you!

というフレーズは日常良く使われる便利な言葉である。何をするから親切なのかと言うためには「to」を使って、

How nice of you to send me off.

一方、

What a nice surprise to have such a nice guest!

など「疑問詞+名詞+to不定詞」という文章も不定詞を使った感嘆文の一種である。

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# by fshohei | 2005-02-09 21:39 | レッスン